ここでは、『「勤怠状況」や「始業・終業時刻、休憩時間」』等を入力することにより、「法定時間外労働時間」「法定休日労働時間」「深夜労働時間」を自動的に集計することのできる『 Excel「勤怠管理簿」』を配布しております。

 

 

 

Ⅰ:『 Excel「勤怠管理簿」』の配布

アクセント三角(小:背景透明) 以下では、『 Excel「勤怠管理簿」』を配布しておりますが、

当該「勤怠管理簿」は、

日々の勤怠状況」及び「始業・終業時刻休憩時間」』等を入力することにより、

給与計算に必要となる「法定時間外労働時間」「法定休日労働時間」「深夜労働時間」が自動的に計算されるものとなっております。

 

アクセント三角(小:背景透明) なお、当該『 Excel「勤怠管理簿」』は、

当月の給与計算対象期間の「初日」』が
『 当月1週目の労働時間等を集計する期間の「何日目」に該当するか?』によって、

7つの勤怠管理簿」に分けて作成しております。

このため、当該『 Excel「勤怠管理簿」』をご利用頂く際には、

この点につきご紹介させて頂いております『  Excel「勤怠管理簿」の種類  』というページをご覧頂き、

『 実際の「1週目の労働時間等の集計期間」』に適合する Excel勤怠管理簿」』をダウンロードして頂ますようお願い致します。

 

 「勤怠管理簿」のダウンロード

当月の計算対象期間の「初日」』が
『 当月1週目の労働時間等の集計期間の「何日目」』に該当するか?
 「 勤怠管理簿 」のダウンロード 
「1週目の労働時間等集計期間」の「初日」から始まる場合 勤怠管理簿【週初日】
「1週目の労働時間等集計期間」の「2日目」から始まる場合 勤怠管理簿【週2日目】
「1週目の労働時間等集計期間」の「3日目」から始まる場合 勤怠管理簿【週3日目】
「1週目の労働時間等集計期間」の「4日目」から始まる場合 勤怠管理簿【週4日目】
「1週目の労働時間等集計期間」の「5日目」から始まる場合 勤怠管理簿【週5日目】
「1週目の労働時間等集計期間」の「6日目」から始まる場合 勤怠管理簿【週6日目】
「1週目の労働時間等集計期間」の「7日目」から始まる場合 勤怠管理簿【週7日目】

 

◆ 「シートの保護」につきまして ◆

アクセント三角(小:背景透明) 上記の『 Excel「勤怠管理簿」』では、

入力が不要となる箇所」につきましては、入力ができないようにシートに保護が掛けてありますので、

 

アクセント三角(小:背景透明)「入力不可の箇所」につき、「入力可能とする」又は「変更する」等が必要となる場合には、

エクセルの「シートの保護解除して」ご使用頂ますようお願い致します。

なお、この「シートの保護を解除する」際に必要となるパスワードは、

(英小字:ワイ)』 となります。

 

 「エクセルシートの保護を解除する」方法がわからない場合には、『「シートの保護」&「シート保護の解除」(簡易)』というページをご参照下さい。

 

◆ 『 Excel「勤怠管理簿」』を使用するための準備 ◆

 ファイルのダウンロード 

上記リンク先から『 Excel「勤怠管理簿」』をダウンロードし、デスクトップ等の適当な場所に保存して下さい。

 

 なお、「ダウンロードしたExcelファイル」は、初期状態では「編集不能」状態となっていることがありますので、
Excelファイルを開いた際に、Excel上部に「編集を有効にする」ボタンが出てきた場合には、「編集を有効にする」を押してからご使用下さい。

Exceのl編集を可能状態にする図示

 

 Excelのサイズ 

上記の『 Excel「勤怠管理簿」』につきましては、「各所に計算式が入力されており」「シート間に各種リンクが貼られているため」、Excelのサイズが2,850KBとなっております。

このため、ダウンロードや各種処理に若干時間が掛かることがある場合がありますが、ご容赦頂ますようお願いいたします。

 

◆ 「勤怠管理簿」の作成・保存義務 ◆

「勤怠管理簿」は労働基準法に規定される労働関係に関する重要な書類」となりますので、

会社では、

・当該「勤怠管理簿(出勤簿)」を給与支払の都度作成し労働基準法第108条 )、

・『「労働基準法」等で定められている期間(5年間)』適切に保存しておくことが必要となります。( 労働基準法第109条

 

 

Ⅱ:「勤怠管理簿」の「構成」と「入力シート」

1、当該『 Excel「勤怠管理簿」』の構成

弊税理士事務所が配布しております『 Excel「勤怠管理簿」』は、以下のシートから構成されています。

1) 「設定シート

2) 「不変設定シート (このシートは「非表示」となっています。)

3) 「勤怠管理簿シート

4) 「集計補助シート

 

2、「入力が必要なシート」と「入力不要・自動転記シート」

当該『 Excel「勤怠管理簿」』は、上記の「シート」から構成されていますが、

これらの「シート」には、「入力が必要なシート」と「入力が不要なシート」がありますので、

以下では、「入力が必要なシート」と「入力が不要なシート」について、ご紹介させて頂きます。

 

1)入力が必要なシート

配布しております『 Excel「勤怠管理簿」』では、上記の1)~4)のシートから構成されていますが、

この内で「入力が必要となるシート」は、

アクセント丸(小:背景透明)設定シート

アクセント丸(小:背景透明)勤怠管理簿シート のみとなります。

 

2)入力が不要なシート

アクセント丸(小:背景透明)不変設定シートは、入力が不要なシートとなります。

・「不変設定」シートは、当該『 Excel「勤怠管理簿」』で行われる自動計算のために必要な「1日の法定労働時間」「深夜労働時刻」「暦日時間」が記載されているシートとなりますが、
・「不変設定」シートに記載されている「これらの時間」につきましては、基本的に変更する必要がない時間となりますので、
・「不変設定」シートへの「項目や時間等」の入力は不要となります。

※  なお、『 この「不変設定」シートに記載されている時間 』につきましては「変更する必要がない時間」となるため、
「不変設定」シートは(配布時には)「非表示状態となっております。

 

アクセント丸(小:背景透明)集計補助シートは、入力が不要なシートとなります。

「集計補助」シートは、

・「1週間単位の法定時間外労働時間」や『 翌月に繰越が必要な「労働時間、1日単位の法定時間外労働時間」』を自動計算する
・「有給休暇の消化時間」を自動計算する
・「勤怠管理簿」シートの「各種勤怠」欄で「選択された勤怠項目」の「選択回数」等を自動カウントする
 ための「補助的なシート」となりますが、

この『「集計補助」シートの各項目 』には、
入力が必要となるシート(「設定シート、「勤怠管理簿シート)に入力された時間等 』が自動転記されるため、
このシート自体へ「新たな項目や時間等入力すること不要となります

 

 

Ⅲ:各シートのご説明

1、「設定」シート

設定シートは、以下のものとなります。

サンプル勤怠管理簿:設定シートの説明

 

アクセント矢印(背景透明)設定シートは、「入力が必要となるシート」となりますが、

アクセント矢印(背景透明)  当該「設定シートは、

  • 当該『 Excel「勤怠管理簿」での自動計算を行うために必要となる前提項目 』や
  • 『「前月の勤怠管理」から「当月の勤怠管理」に引継ぐことが必要となる繰越労働時間等」』を

入力するシートとなります。

 

「設定」シートへの入力事項

設定シートには、「以下の事項」の入力が必要となります。

① 「氏名」の入力 

上記①の箇所には、勤怠管理の対象となる「従業員の氏名」を入力して下さい。

 

② 「所定労働時間」の入力 

上記②の箇所には、
 ・「所定始業時刻
 ・「所定終業時刻
 ・「所定休憩時間」を入力して下さい。

 

③ 「1週間単位の法定時間外労働時間」の自動計算に必要となる情報の入力 

 アクセント矢印(背景透明) 1週間あたりの法定労働時間 

上記③の箇所には、会社(事業場)に適用される「1週間あたりの法定労働時間」を入力して下さい。
 ・「一般の会社事業場)」につきましては、「1週間あたりの法定労働時間」は40時間となりますが、
 ・「特例措置対象事業場」に該当する場合には、「1週間あたりの法定労働時間」は44時間となります。

 

 アクセント矢印(背景透明) 前月からの繰越労働時間 

上記③の箇所には、「前月から繰越すことが必要となる労働時間」を入力して下さい。

なお、当該「前月から繰越すことが必要となる労働時間」は、
『「前月のExcel勤怠管理簿」の「勤怠管理簿シート右上の「次月への繰越労働時間 』に自動集計されています。

 

 アクセント矢印(背景透明) 前月からの繰越時間外労働時間 

上記③の箇所には、「前月から繰越すことが必要となる1日単位の法定時間外労働時間」を入力して下さい。

なお、当該「前月から繰越すことが必要となる1日単位の法定時間外労働」は、
『「前月のExcel勤怠管理簿」の「勤怠管理簿シート右上の「次月への繰越時間外労働 』に自動集計されています。

 

④ 「給与計算対象期間(勤怠時間の集計対象期間)」における「日数」の選択入力 

上記④の箇所には、『「給与計算対象期間(勤怠時間の集計対象期間)の「日数」』を選択入力して下さい。

 

⑤ 「翌月の初日が法定休日に該当するかどうか」の選択入力 

上記⑤の箇所には、『「翌月の給与計算対象期間の初日」が「法定休日に該当するかどうか 』の選択入力を行って下さい。
 ・「翌月の初日」が「法定休日に該当する場合には、「法定休日に該当する」を選択し、
 ・「翌月の初日」が「法定休日に該当しない場合には、「法定休日に該当しない」を選択して下さい。

 

⑥ 勤怠管理簿における「出勤/欠勤」「始業」「終業」「法定休日等」欄の追加設定 

アクセント丸(小:背景透明)勤怠管理簿シートの「出勤/欠勤に初期設定される項目(出勤・休日出勤・振替出勤・欠勤・振替休日・1日有給・部分有給)以外追加表示させたい項目がある場合には、上記⑥に追加入力して下さい。

アクセント丸(小:背景透明)勤怠管理簿シートの「始業に初期設定される項目(早出・遅刻・遅出)以外追加表示させたい項目がある場合には、上記⑥に追加入力して下さい。

アクセント丸(小:背景透明)勤怠管理簿シートの「終業に初期設定される項目(早退・残業)以外追加表示させたい項目がある場合には、上記⑥に追加入力して下さい。

アクセント丸(小:背景透明)勤怠管理簿シートの「法定休日等に初期設定される項目(法定休日)以外追加表示させたい項目がある場合には、上記⑥に追加入力して下さい。

 

◆ 『「設定」シートの入力者 』につきまして ◆

『「設定」シートの入力事項 』につきましては、
上記でご紹介させて頂きましたように、『 当該「Excel勤怠管理簿」での自動計算を行うために必要となる前提項目などの入力となりますので、

『「設定シートの「各項目」への入力 』は、「給与計算担当者等」に行って頂くことを想定しております。

 

◆ 当該箇所についての「詳細説明ページ」 ◆

『「設定」シートへの入力事項 』につきましては、
「設定」シートへの「入力」と「自動計算・自動転記」 』というページでより詳細に記載しておりますので、必要がある場合には当該リンクページを一読頂ますようお願い致します。

 

 

2、「不変設定」シート

不変設定シートは、以下のものとなります。

サンプル勤怠管理簿:不変設定シートの説明

 

「不変設定」シートに記載されている事項

不変設定シートにつきましては、当該『 Excel「勤怠管理簿」』で自動計算を行うために必要な

 ・「1日単位の法定労働時間8時間)」

 ・「深夜労働時刻帯22時5時又は29時)」

 ・「暦日時間24時間)」が記載されておりますが、

これらの時間につきましては、基本的に変更する必要がない時間となりますので、

当該「不変設定」シートは、ダウンロード時には「非表示」となっております。

 

 

3、「勤怠管理簿」シート

勤怠管理簿シートは、以下のものとなります。

サンプル勤怠管理簿:勤怠管理簿シートの説明

 

アクセント三角(小:背景透明) 当該「勤怠管理簿シートが、

会社が作成・保管しなければならない勤怠管理簿出勤簿)」となります。

 

アクセント三角(小:背景透明) 当該「勤怠管理簿シートにつきましては、

アクセント矢印(背景透明)上記 ① から ③ の箇所」が「入力が必要となる箇所」になり、

アクセント丸(小:背景透明) 上記①には『 給与計算対象期間の「日付」』を、

アクセント丸(小:背景透明) 上記②には『 日々の勤怠状況」』を、

アクセント丸(小:背景透明) 上記③には『 日々の始業・終業時刻休憩時間」』を入力して頂くことが必要となります。
(ただし、「定時始業時刻」「定時終業時刻」「定時休憩時間の場合には、当該箇所への入力不要となります。)

 

アクセント矢印(背景透明)他方、「上記 ④ から ⑥ の箇所」につきましては、

アクセント丸(小:背景透明) 上記④の箇所は、『 日々の勤怠時間」』が自動計算される箇所となり、

アクセント丸(小:背景透明) 上記⑤の箇所は、『 給与計算対象期間における「勤怠状況の結果」「勤怠時間の結果」』が自動集計される箇所となり、

アクセント丸(小:背景透明) 上記⑥の箇所は、『 次月の勤怠管理簿繰越すことが必要となる繰越労働時間等」』が自動表示される箇所となるため、

「勤怠管理簿」シートの「上記 ④ から ⑥ の箇所」につきましては、「入力が不要となる箇所」になります。

 

「勤怠管理簿」シートへの入力事項

勤怠管理簿シートには、以下「①~③の事項」の入力が必要となります。

 「日付」の入力 

上記①の箇所には、『 給与計算対象期間(勤怠時間の集計対象期間)における「各日付」』を入力して下さい。

 

 「勤怠状況」及び「法定休日」の選択入力 

 アクセント矢印(背景透明)上記②の「出勤/欠勤には、
   『「出勤休日出勤振替出勤欠勤振替休日1日有給部分有給」等の出勤・欠勤状況 』を選択入力して下さい。

・「始業時刻」が早出、遅刻、遅出等所定始業時刻異なる場合には、
 上記②の「始業に『「早出遅刻遅出」等の始業状況 』を選択入力して下さい。

・「終業時刻」が早退、残業等所定終業時刻異なる場合には、
 上記②の「終業に『「早退残業」等の終業状況 』を選択入力して下さい。

・『「法定休日」に当たる日 』には、
 上記②の「法定休日等に「法定休日」を(選択)入力して下さい。

 

 「勤怠時刻&休憩時間(「始業時刻」「終業時刻」「休憩時間」)」の入力 

 アクセント矢印(背景透明) 「始業時刻」欄への「始業時刻」の入力 

上記②の「出勤/欠勤で「出勤休日出勤振替出勤」が選択入力された場合、
当該「始業時刻」欄には『「設定シート事前に設定した所定始業時刻」』が自動入力されますが、

上記②の「始業で「早出遅刻遅出」が選択入力された場合には、
「始業時刻」欄が「要入力」というものに変更されますので、この場合には上記③の「始業時刻に「実際の始業時刻」を入力して下さい。

 

 アクセント矢印(背景透明) 「終業時刻」欄への「終業時刻」の入力 

上記②の「出勤/欠勤で「出勤休日出勤振替出勤」が選択入力された場合、
当該「終業時刻」欄には『「設定シート事前に設定した所定終業時刻」』が自動入力されますが、

上記②の「終業で「早退残業」が入力された場合には、
「終業時刻」欄が「要入力」というものに変更されますので、この場合には上記③の「終業時刻に「実際の終業時刻」を入力して下さい。

 

 アクセント矢印(背景透明) 「通常時間帯(深夜時間帯等以外)」における「休憩時間」の入力 

上記②の「出勤/欠勤で「出勤休日出勤振替出勤」が選択入力された場合、
当該「休憩時間5時~22時)」には『「設定シート事前に設定した所定休憩時間」』が自動入力されますが、

・「通常時間帯5時~22時の間休憩時間」が「所定休憩時間以外である場合には、
上記③の「休憩時間5時~22時)」には「実際の休憩時間」を入力して下さい。

 

 アクセント矢印(背景透明) 「深夜時間帯」&「翌日5時(29時)以降」における「休憩時間」の入力 

以下の時間帯において「労働が行われ」かつ「その時間帯に休憩した時間がある場合」には、上記③の「それぞれの時間帯の休憩時間に「実際の休憩時間」を入力して下さい。

・「0時~5時の間」に休憩時間がある場合には、上記③の「深夜時間帯休憩0時~5時に「実際の休憩時間」を入力して下さい。

・「22時~24時の間」に休憩時間がある場合には、上記③の「深夜時間帯休憩22時~24時に「実際の休憩時間」を入力して下さい。

・「24時~29時(翌日5時)の間」に休憩時間がある場合には、上記③の「深夜時間帯休憩24時~29時に「実際の休憩時間」を入力して下さい。

・「29時(翌日5時)~翌日の所定労働時間までの間」に休憩時間がある場合には、上記③の「休憩時間29時以降に「実際の休憩時間」を入力して下さい。

 

参考入力: 「勤怠管理簿」シート上部の【 結果表示 】箇所の「要出勤日数欄」の入力 

勤怠管理簿シート上部上記⑤の【 結果表示箇所おきましては、「要出勤日数を設けておりますので、

「勤怠管理簿」シートで「要出勤日数所定出勤日数)」を表示しようとする場合には、
当該箇所に『 給与計算対象期間における「要出勤日数所定出勤日数)」』を入力して下さい。

 

◆ 『「勤怠管理簿」シートへの入力順序 』につきまして ◆

『「勤怠管理」シートへの入力事項 』は、上記でご紹介させて頂きましたものとなりますが、

「勤怠管理簿」シートへの入力は、

アクセント丸(小:背景透明) まず、「 上記①の入力 」及び『 上記②の入力のうち法定休日の入力」』を行い、

アクセント丸(小:背景透明) その後に「上記②の入力(「法定休日の入力は除く)」や「上記③の入力」を行って頂くことを想定しております。

 

※  「法定休日等」欄への『「法定休日」の入力 』につきまして 

・「法定休日」が「会社の就業規則等」において予め定められている場合には、
   上記のように『「勤怠状況」や「勤怠時刻等」の入力 』に先立って
 『 当該欄への「法定休日」の入力 』を行うことができますが、

・「法定休日」が「会社の就業規則等」において予め定められていない場合には、
 『「勤怠状況」や「勤怠時刻等」の入力 』が行われた後にしか、
 『 当該欄への「法定休日」の入力 』を行うことはできませんので、この点ご留意下さい。

 

◆ 『「勤怠管理簿」シートの入力者 』につきまして ◆

「勤怠管理簿」シートにつきましては、上記でご紹介させて頂きましたように「上記①~③の箇所」が入力箇所となりますが、

   アクセント丸(小:背景透明) 上記①の入力

   アクセント丸(小:背景透明) 上記②の入力のうちの『「法定休日等への「法定休日の入力」』につきましては、

給与計算担当者等」に行って頂くことを想定しており、

   アクセント丸(小:背景透明) 上記②の入力(『「法定休日等への「法定休日の入力」』は除く

   アクセント丸(小:背景透明) 上記③の入力につきましては、

(会社で確認を行うことを前提に)「勤怠管理対象者である従業員の方自身で行って頂くことを想定しております。
(当然、「給与計算担当者等」が行って頂いても結構です。)

 

◆ 当該箇所についての「詳細説明ページ」 ◆

アクセント丸(小:背景透明)上記①の入力(日付の入力)」及び『上記②のうち「法定休日の入力 』につきましては、
『「勤怠状況、勤怠時刻等の入力」に先立つ入力が必要となる事項 』となりますが、
これらの入力方法につきましては、『 「勤怠管理簿」シートへの「事前又は事後的な入力項目」 』というページでより詳細に記載しておりますので、必要がある場合には当該リンクページを一読頂ますようお願い致します。

 

アクセント丸(小:背景透明)上記の②の入力(「法定休日の入力は除く)」及び『上記③の入力 』につきましては、
『「勤怠状況」の入力 』及び『「始業・終業時刻休憩時間」の入力 』で、当該『 Excel「勤怠管理簿」におけるメインの入力 』となりますが、
これらの入力方法につきましては、『 「勤怠管理簿」シートへの「勤怠状況、勤怠時刻・休憩時間」の入力方法 』というページでより詳細に記載しておりますので、必要がある場合には当該リンクページを一読頂ますようお願い致します。

 

「勤怠管理簿」シートで行われる自動計算

上記①~③の入力がなされると、「勤怠管理簿シートでは以下「④~⑥の事項」が自動計算されます

 日々の「勤務時間(労働時間)」「各種労働時間」の自動計算 

日々の勤務時間労働時間)」「1日単位の法定時間外労働時間」「深夜労働時間」「法定休日労働時間」「法定休日深夜労働時間」が上記④の箇所自動計算されます

 

 給与計算対象期間における「勤怠状況の結果」「勤怠時間の結果」の自動集計表示 

  • 給与計算対象期間における「出勤日数」「休日出勤日数」「欠勤日数」「遅刻日数」「早退日数」の「勤怠状況の結果」が上記⑤の箇所自動集計表示されます
  • 給与計算対象期間における「有給消化時間」が上記⑤の箇所自動集計表示されます
  • 給与計算対象期間における「勤務時間労働時間)」「法定時間外労働時間」「深夜労働時間」「法定休日労働時間」「法定休日深夜労働時間」の「勤怠時間の結果」が上記⑤の箇所自動集計表示されます

 

 「翌月の勤怠管理簿」に繰り越すことが必要な「労働時間」&「1日単位の法定時間外労働時間」の自動集計表示 

 アクセント矢印(背景透明) 「次月への繰越労働時間」の自動集計 

1週間単位の法定時間外労働時間を計算するためには、
その計算要素となる1週間あたりの労働時間」』を集計することが必要となり、

この『 1週間あたりの「労働時間」』を集計する場合に、
当月最終週」が「当月の給与計算対象期間」と「翌月の給与計算対象期間」を跨ぐようなケースでは、
当月最終週における「労働時間」』を『 翌月1週目の「労働時間の集計計算」』に繰越すことが必要となるため、

この 翌月へ繰越すことが必要となる当月最終週における労働時間」』が
勤怠管理簿シート右上の「次月への繰越労働時間自動集計表示されます。

※  なお、この「繰越労働時間」は、『「翌月の勤怠管理簿」の「設定シート 』に入力することが必要となります。 ( 上記Ⅲの『「設定」シートへの入力事項③ 』)

 

 アクセント矢印(背景透明) 「次月への繰越時間外労働時間」の自動集計 

1週間単位の法定時間外労働時間を計算するためには、
その計算要素となる1週間に含まれる1日単位の法定時間外労働時間」』を集計することが必要となり、

この『 1週間に含まれる「1日単位の法定時間外労働時間」』を集計する場合に、
当月最終週」が『「当月の給与計算対象期間」と「翌月の給与計算対象期間」を跨ぐようなケースでは、
当月最終週における1日単位の法定時間外労働時間」』を『 翌月1週目の「1日単位の法定時間外労働時間の集計計算」』に繰越すことが必要となるため、

この翌月へ繰越すことが必要となる当月最終週における1日単位の法定時間外労働時間」』が、
勤怠管理簿シート右上の「次月への繰越時間外労働時間自動集計表示されます。

※  なお、この「繰越時間外労働時間」は、『「翌月の勤怠管理簿」の「設定シート 』に入力することが必要となります。 ( 上記Ⅲの『「設定」シートへの入力事項③ 』)

 

◆ 当該箇所についての「詳細説明ページ」 ◆

アクセント丸(小:背景透明) 上記④の『 日々の「勤務時間(労働時間)」や「各種労働時間(1日単位の法定時間外労働時間、法定休日労働時間、深夜労働時間、法定休日深夜労働時間等)の自動計算の内容 』につきましては、
「勤怠管理簿」シートでの「日単位の各種労働時間」の自動計算 』でより詳細に記載しておりますので、必要がある場合には上記リンクページを一読頂ますようお願い致します。

 

アクセント丸(小:背景透明) 上記⑤の『 給与計算対象期間における「勤怠日数の結果」「勤怠時間の結果」の表示の内容 』につきましては、
「勤怠管理簿」シートでの「勤怠状況、勤怠時間の結果表示」 』でより詳細に記載しておりますので、必要がある場合には上記リンクページを一読頂ますようお願い致します。

 

アクセント丸(小:背景透明) 上記④の『「1週間単位の法定時間外労働時間の自動計算の内容 』や
   上記⑥の『「翌月の勤怠管理簿」に繰越すことが必要となる労働時間 1日単位の法定時間外労働時間の自動集計の内容 』につきましては、
「1週間単位の法定時間外労働時間」に係る「自動計算の内容」 』の
Ⅰ:「1週間単位の法定時間外労働時間」の自動計算の内容 』や
Ⅲ:「最終週」が「給与計算対象期間」を跨ぐ場合の繰越計算の内容 』で
より詳細に記載しておりますので、必要がある場合には上記リンクページを一読頂ますようお願い致します。

 

 

4、「集計補助」シート

集計補助シートでは、「以下3つの事項」が自動計算又は自動カウントされます。

 「1週単位の法定時間外労働時間」が自動計算されます

 「有給休暇の消化時間」が自動計算されます

 「勤怠管理簿シートの『「勤怠で「選択された勤怠項目」』の「選択回数時間」が自動カウントされます

(具体的には)
 ・「勤怠管理簿」シートの『「出勤/欠勤で「選択された項目」』の「選択回数・時間」
 ・「勤怠管理簿」シートの『「始業で「選択された項目」』の「選択回数・時間」
 ・「勤怠管理簿」シートの『「終業で「選択された項目」』の「選択回数・時間」
 ・「勤怠管理簿」シートの『「法定休日等で「選択された項目」』の「選択回数・時間」が自動カウントされます

なお、上記Ⅱ-2-(2)でもご紹介させて頂きましたが、「集計補助」シートには、

『「設定」シートや「勤怠管理簿」シートに入力された項目・時間等 』が自動転記自動集計されることから、「集計補助シート自体への入力は不要となります

 

サンプル勤怠管理簿:集計補助シートの説明

 

◆ 当該箇所についての「詳細説明ページ」 ◆

アクセント丸(小:背景透明) 『「集計補助」シートで「自動計算・自動集計される事項の内容」』につきましては、
「集計補助」シートで行われる「自動計算の内容」 』というページでより詳細に記載しておりますので、必要がある場合には上記リンクページを一読頂ますようお願い致します。

 

アクセント丸(小:背景透明) また、「集計補助」シートで行われる『「1週間単位の法定時間外労働時間の自動計算の内容 』につきましては、上記とは別に『 「1週間単位の法定時間外労働時間」に係る「自動計算の内容」 』というページでより詳細に記載しておりますので、必要がある場合には上記リンクページを一読頂ますようお願い致します。

 

 

Ⅳ:当該『 Excel「勤怠管理簿」』への入力手順

当該ページで配布しております『 Excel「勤怠管理簿」』につきましては、上記Ⅱ・Ⅲにおいてご紹介させて頂きましたが、
まとめとして『 Excel「勤怠管理簿」の入力手順 』を、最後にご紹介させて頂きます。

 

◆ 『 Excel「勤怠管理簿」』の入力手順 ◆

弊会計事務所におきましては、以下のような手順で『 Excel「勤怠管理簿」』をご利用になられることを想定しております。

 

Step1:『 Excel「勤怠管理簿」』のダウンロード  (給与計算担当者等)  

『 給与計算対象期間における「初日」』が
1週目の労働時間を集計する期間の「何日目から始まるか」』をご確認頂き、

7種類の『 Excel「勤怠管理簿」』から、それに適合する勤怠管理簿」をダウンロードします。

矢印(赤)

Step2:「設定」シートへの入力  (給与計算担当者等)  

設定シートに、

アクセント丸(小:背景透明)『 勤怠管理の対象となる「従業員の氏名」』以外の

アクセント丸(小:背景透明)前月からの繰越労働時間」「前月からの繰越時間外労働時間以外の

項目を入力します

 

(なお「法定休日が予め規定されていない場合には、『「翌月の初日が法定休日に該当するかどうかの入力 』もこの段階では入力できない可能性があります。)

矢印(赤)

Step3:「勤怠管理簿」シートへの事前入力  (給与計算担当者等)  

勤怠管理簿シートに、

事前入力項目である日付」「法定休日」「要出勤日数必要な場合)」を入力します

 

(なお「法定休日が予め規定されていない場合には、「法定休日の入力」は事前入力ではなく事後入力が必要となります。)

矢印(赤)

Step4:『 Excel「勤怠管理簿」』の複製・氏名等の入力・各従業員への配布  (給与計算担当者等)

上記Step3までの入力完了した段階で

『 Excel「勤怠管理簿」』をコピーし、「勤怠管理対象者の人数分複製します

アクセント矢印(背景透明) 複製した『 Excel「勤怠管理簿」』の「設定シートに、

アクセント丸(小:背景透明)『 勤怠管理の対象となる「従業員の氏名」』

アクセント丸(小:背景透明)  その従業員についての「前月からの繰越労働時間」「前月からの繰越時間外労働時間を入力し

 

アクセント矢印(背景透明)それぞれの従業員」に『 Excel「勤怠管理簿」』を配布します

矢印(赤)

Step5:「勤怠管理簿」シートへのメイン入力  (従業員の方が入力)  

配布された『 Excel「勤怠管理簿」』の「勤怠管理簿シートに、

日々の勤怠状況」』や『 日々の始業・終業時刻休憩時間」』を入力します

 

▶  なお、『「勤怠管理簿シートへの「上記の事項の入力方法」』につきましては『 「勤怠管理簿」シートへの「勤怠状況、勤怠時刻・休憩時間」の入力方法 』というページをご参照下さい。

矢印(赤)

Step6:「勤怠状況」や「勤怠時間」の回収・結果把握  (給与計算担当者等)

アクセント矢印(背景透明) 給与計算対象期間における上記Step5の入力完了した段階で

・「従業員の方」から『 Excel「勤怠管理簿」』を回収し

・「勤怠管理簿」シートに入力された『 日々の勤怠状況」』や『 日々の始業・終業時刻休憩時間」』を
 「タイムカード」などの「勤怠資料と突き合わせるなどにより確認し

 

アクセント矢印(背景透明) 最終的に
勤怠管理簿シート上部の【 結果表示箇所に表示される「勤怠日数勤怠時間を把握します

なお、「法定休日」を「会社の就業規則予め規定していないような場合には、

上記の確認作業の過程におきまして、

アクセント丸(小:背景透明) それぞれの従業員1週間又は4週間における「休日の取得状況」を把握した後に
従業員ごとに「1週間1日の休日又は4週間4日の休日が確保されているか否かを確認し、
『「勤怠管理簿シートの「法定休日等 』に「法定休日を事後的に入力します

アクセント丸(小:背景透明) また、「設定シートの『「翌月の初日が法定休日に該当するかどうかの入力 』が未了の場合には、
当該箇所に『「翌月の初日が法定休日に該当するかどうかの入力 』も事後的に行います

 

 

税理士事務所・会計事務所からのPOINT

会社で行うことが必要となる「勤怠管理」につきましては、

「働き方改革」「従業員の方々の労働時間に対する意識の高まり」等により、その重要性が高まっておりますが、

 

他方、会社で「勤怠管理」を行う場合には、

  • まず「勤怠状況」「勤怠時刻」等を「勤怠管理簿」等に記録し、
  • 給与計算に間に合うように、その記録から「勤務時間」「法定時間外労働時間」「深夜労働時間」「法定休日労働時間」等の「各種労働時間」を集計することが必要となり、

実務上「勤怠管理」を適切に行うためには、「多くの労力」「一定の知識をもった給与計算担当者」等が必要となります。

 

この点、弊税理士事務所におきましても、

「勤怠管理」を行うことにつき、

・勤怠管理ができるような担当者がないない
・多くの労力が掛かる
・各種労働時間の集計計算を限られた時間内に行うことが困難であるなど

お客様から様々なご苦労の声を伺います。

 

このため、弊税理士事務所では、
このような面倒な「勤怠管理」を少しでもコストを抑えて、効率的に行って頂くために、

・「勤怠状況」や「始業・終業時刻、休憩時間」等を入力することにより、
・自動で「勤務時間」「法定時間外労働時間」「深夜労働時間」「法定休日労働時間」等の勤怠管理に必要となる「各種労働時間」を自動計算することができる『 Excel「勤怠管理簿」』を作成致しましたので、

 

「勤怠管理」を行う上で上記のようなご苦労をなさっていらっしゃる会社様がある場合には、
試しに、弊税理士事務所が配布する『 Excel「勤怠管理簿」』をご利用してみて頂ければと思っております。